トローリング・ロッドには、
バット部とチップ部に分かれるタイプと、一部のライトタックルロッドやショートタイフ、スタンドアップ・ロッドのようなワンピース型があります。バット部分はアルミやステンレス製の堅牢なもので、エンド(竿尻)にはジンバル・ソケット内のクロス・バーに固定させるためのノッチ(溝)が刻まれています。
ガイドは堅牢なローラーガイドを使用したものが安心できるでしょう。
カーブド・バットは、ストレートバットに較べロッドホルダーにセットした際に、海面に対してロッドの立つ角度が小さくなりますこれは、巨大マグロがフッキングの直後に急激に深く潜る傾向にあるため、ロッド・チップとラインの角度を大きくとることにより、ラインブレイクを防ぐことを目的としたものです。
また、ポンピングの際の可動範囲が大きくなることも、この種の釣りには有利となります。
I.G.F.A ルール (ロッドの長さ)