ビックゲームフィッシングプロショップ ソルトウォーターハウス

テクニック

日本の沿岸でのビッグゲームの入門コースは、4月頃から、水温が18℃以上に上昇すると、黒潮に沿って上りガツオと共に回遊してくる小型マカジキ(20〜40キロ)となるでしょう。俗に「シンメ(新芽)」とも呼ばれるこの時期のマカジキは、群れをなして回遊しているため、3〜4尾が同時にヒットすることもあります。

水温が22℃以上になると、待望のビッグゲームのメイン・ターゲットとも言えるクロカジキ(ブルー・マーリン)が回遊してきます。海が穏やかになる梅雨明けの7月中旬から、22〜26℃の高水温で安定しだす旧盆過ぎ頃が、ビッグゲームトローリングのべスト・シーズンとなります。 

他の多くの釣りと同様、ビッグゲームも気象や海況から魚の動きを推察し、多くの情報を得ることが確実な釣果につながりますが、同時に、対象魚のいそうなポイントを捜したり、フックアップ(ハリ掛かり)させるための操船テクニックが大きなウエイトを占めてきます。また、キャプテンとクルー(リーダーマンやギャフマンの役割を担当する)、それにアングラーとのチーム・ワークが要求されることも、この釣りの大きな特徴といえるでしょう。 

まず、天候、海流、潮汐および潮流、水温、水色等が、釣行前に取り揃えておきたいデータとなります。このデータの活用が、釣果を大きく左右します。対象魚の適性水温や捕食バターン等を知ることも重要で、これらのデータの蓄積を、釣りの装備に反映させることが必要です。
同時に、ルアーの引き方、使用するルアーのバターン等にも随時変化を持たせ、効果的にさまざまな条件に対応できるように必掛けたいものです。

会社概要 通販規約 Copyright(C)2007-2013 Unicorn Engineering Co.,Ltd All Rights Reseved