ライブベイトの勧め
自分達で立てた戦略がビタリと的中すると実に爽快なものです。
それに加えカジキの活性が高ければ伸し分はないのですが、そうそうは上手くいかなく食い渋ることだって往々にしてあります。食い渋りの要因は非常に多いのですが、そんな時にはルアーからライブベイトへと戦略を変更するのも効果的な方法のひとつです。
ルアーから切り替えるタイミングは、ベイトを確保しなくては始まりません。まずはベイトの確保できる場所を見つけることが先決とります。
オフショアの場合、カツオ、キハダ、ムロアジとかサバなどベイトがいる場所では、カジキもまわりにいる可能性が高く、ベイトが取れたらそのままの場所で流すといい結果が得られることが多ので、ベイトのいる場所でのチャレンジがベストです。
ライブベイトはルアーと比べると、スロースピードで引かなくてはならないので、探れる範囲はごく限られたものになりますがベイトの集まる場所なら、それを気にする必要はないでしょう。むしろ食い渋っているカジキに対し効果的に働く可能性のほうが高いのです。
それに食い渋った状況下でライブベイトが有利なのはフックアップを最も確実に行えるという点、ルアーだとフックアッフ率はストライク数の30%ぐらいですが、ライブベイトだと90%を超えます。
ライブベイトの場合、魚にダメージを与える懸念はあるものの、フックアッフ時にかけるゴーのタイミングさえ間違えなければ、かなりの確率でロの内側にフックアップさせることができます。以前はしっかりと飲み込ませ内蔵にフックアップさせていましたが今はそうはしません。ライブベイトでもタグ&リリースはできるのです。