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ルアーの選択

ベイトを見極め、それに合ったサイズのルアーを選びます。

カジキ釣りは情報の釣りともいえます。特にトーナメントでは情報の収集が欠かせません。黒潮の流れ、その分流の状況と水温はもちろん、仲間同士での情報交換や、カジキ漁をしている漁師からカジキが捕食している魚の種類を聞いたりもしています、漁師から聞くのが無理なら釣行しようとする海域周辺でどんな魚がつれているか、スポーツ新聞などの釣り欄を見ておけばおおよそ見当がつくはずです。いずれにしろカジキがどんな種類のベイトを捕食しているかの情報は、その日に流すルアーのセレクションの大きく関わってきますので、何らかの方法で情報を集めておきます。 

下田の国際カジキ釣り大会を始めとする、土佐、勝浦、串本といったビルフィッシュトーナメントが開催される海域でのカジキの捕食魚は、これまでの経験からサバ、ムロアジ、イカ、トビウオ、イワシ、カツオ、メジ、シイラの順だと思います。又大型のカジキになるほどベイトも大きくなるのは当然です。

ベイトの種類とそれらが集まる場所が見極められると、流すポイント、流すべきルアーのサイズが自然と見えてくるものです。そうすればベイトのサイズに合わせたルアーコンビネーションもできてくるはずです。つまりマッチザベイトを考えたルアーセレクションということになります。

ルアーセレクションのポイントは、その日のベイトの種類を見極めることから始まります。たとえばベイトが30cm前後のサバだと判断したら、ルアーのサイズはヘッド全長4〜5cm、ヘッド径1.5〜2.5cm、スカートを含めた全長が20cm前後のルアーがベストにねります。ベイトのサイズよりルアーの方が若干小さいのは、流したときにルアーの回りに出るアワのためで、このアワを含めた全体のシルエットが、ベイトのサイズだと考えて下さい。
ベイトにあわせたサイズのルアーと、このルアーの前後のサイズでルアーの泳ぎ方、つまりヘッドの形状の違うルアーをバランス良く組み合わせて流せば、ストライク率はきっと上昇することでしょう。

ヘッドの素材や色、スカートのカラーは自分の感性やカンで選んでよいと思います。ルアーは流したときの全体のシルエットと泳ぎ方でカジキにアピールするのであって、カラーについてはあまり気にする必要はないように思います。これといった決め手があるわけでもありませんし、また実証できるものでもありません。データを取ってもかえって迷ってしまいそうです。

これについては十人十色ですし、永遠のテーマとして酒の肴であっていいと思います。しいて言うなら、もしカラーに迷ってしまったら、アウターがグリーン系で黄色のストライプの入ったもの、インナーがピンク系、腹にシルバーのラメが入ったものを中心にコンビネーションして流してみては如何でしょうか?

ルアーを横から見ていると、そのスカートのカラーがどの魚をイミテーションしているのか、想像できるものです。

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